2015年6月4日

高炉、7月積みホットコイル輸出商談 10-20ドル上げ提示

 日本の高炉ミル各社は7月積みホットコイル輸出商談で、トン当たり10―20ドル程度の値上げオファーを始めた。雨季やラマダンなどで東南アジアや中近東は不需要期にあたるが、原料の鉄鉱石価格が落ち着いてきたことや、市況下落で収益が大きく悪化した中国ミルの価格改善姿勢が強まるなど、7―9月期は上期(1―6月)に比べ攪乱要因が少なくなっているとみて、価格改善に乗り出す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社