2015年6月3日

神戸製鋼、タイに線材製造合弁 ミルコンと検討開始

 神戸製鋼所は3日、タイ大手条鋼電炉メーカーのミルコン・スチール(本社=バンコク市)と、線材の圧延、販売を目的とする合弁会社設立の共同検討を開始することで合意したと発表した。同日に都内で基本合意書(MOU)を締結した。2020年に300万台規模まで拡大するとされるタイの国内自動車生産の伸びに対し、現地線材拠点の設立でサプライチェーンを強化するとともにコスト競争力を高め、さらなる関連需要の捕捉を図ることが狙い。実現すれば、国内鉄鋼メーカーの海外における線材製造拠点設立として、旧USSコウベ(現リパブリック・スチール)に続き2例目となる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社