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2024.10.30
2015年5月11日
経済産業省が8日まとめた2015年度第1四半期(4―6月)の生産計画によると、粗鋼生産は前期実績見込み比2・6%減の2605万トンと3四半期連続で減る。1四期としてリーマン・ショック後2番目の低水準だが、4月初の需要見通しの水準を2・1%上回る。経産省鉄鋼課では減産幅が需要減に見合う水準にとどまり、高水準在庫の大きな減少は見込めないと指摘。とりわけ鉄筋コンクリート造建築が減るなかで小棒生産の水準が高いため、需要や在庫を見極めたより慎重な生産対応が必要としている。
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