2015年4月27日

日本鉄鋼連盟 普通鋼出荷、1756万トン

日本鉄鋼連盟は24日、大阪市内で4―6月期の大阪地区鉄鋼需給説明会を開催し、古場文博需給調査委員会副委員長(住友商事執行役員鋼板・建材本部長)が終了後に記者会見した。

古場副委員長は4―6月期の普通鋼鋼材消費について「前期比では土木や製造業が減少し、内需全体としても下回る見通し。前年同期比では建設が土木、建築ともに減少。製造業は造船が増加するものの、自動車や産業機械は減少し、内需全体でも減少が見込まれる」と説明した。

普通鋼鋼材需給は「出荷のうち国内向けが前年同期比8・0%減、前期比6・4%減の1121万トン、輸出向けは同0・6%増、5・0%減の635万トン。総出荷は同5・1%減、5・9%減の1756万トン程度が見込まれる」とした。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社