2015年4月23日

柿木鉄連会長、4-6月粗鋼は低水準 15年度 横ばいを期待

 日本鉄鋼連盟の柿木厚司会長(JFEスチール社長)は22日の定例会見で、足元の状況について、鋼材在庫が高水準で輸出市場環境も悪化しているとし、「4―6月の全国粗鋼生産は、経済産業省が2551万トンと見通しているように低水準にとどまるだろう」との認識を示した。今後については「賃上げの広がりなどで個人消費が戻り、企業業績の回復によって設備投資意欲も高まってくるはず。自動車メーカーは在庫調整が進展すれば生産を戻すだろうし、建設分野では首都圏のプロジェクトが下期に多く予定されている。鋼材の在庫調整が進展すれば、下期以降はほぼフル稼働レベルに戻るだろう」と予想。2015年度の全国粗鋼生産については「14年度と同レベルを期待したい」と述べた。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社