2015年4月23日

鉄鋼輸出、2年連続減4190万トン

 財務省が22日発表した貿易統計によると、2014年度の鉄鋼輸出(全鉄鋼ベース)は4189万6000トン、前年度比0・5%減で、2年連続で減少した。年度前半に国内需要が堅調推移した一方で、ミルの設備補修が重なり、輸出余力が低下したことが要因だが、海外下工程への原板供給、提携アライアンスなどの安定基盤があることで3年連続で4000万台を確保した。ただ、税関長公示レートが前年度比9・3%(9・25円)安の109円22銭となった円安効果は一定にとどまり、ASEANや中国の景気減速、中国・韓国の能力余剰に伴う供給過剰の中での市況低迷に相殺された格好ともいえる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社