2015年4月15日

鉄スクラップ 東南アジア向け輸出市況、頭打ち感が台頭

 東南アジア向けの新規鉄スクラップ輸出市況に頭打ち感が出始めている。主力の韓国向けについては新たな放射能検査基準に関する問題もあり、国内商社・シッパー各社は新規輸出オファー数を制限。このため、日本からの輸出オファーは、放射能問題のないベトナムなどへ集中していることを受けて、「ベトナム、さらに台湾の需要家は提示価格の引き下げに動き始めており、新規成約にも慎重になっている」(商社)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社