2015年4月13日

海上技術安全研究所、排ガス処理技術高める

海技研のスクラバ
 海上技術安全研究所(海技研、NMRI)は、船舶の排ガス規制を受け、排ガス中の窒素酸化物(NOX)、硫黄酸化物(SOX)低減に向け、スクラバ(排ガス浄化装置)、SCR(選択式触媒還元脱硝装置)による排ガス処理技術の向上、普及を加速する。所内(東京都三鷹市)に、スクラバとSCRを併設した実験設備を擁し、技術課題として排ガス浄化性能の改善に取り組んできた。研究を通じ、ディーゼルエンジンからの排ガス中のSOXを900ppmから数ppmまで低減。SCRとの同時運転でNOX、SOXの同時低減が可能なことを確認した。

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