2015年4月7日

大同特殊鋼、メタルメッシュ用 Cu合金ターゲット材発売 導電性優れ低反射率

 大同特殊鋼はこのほど、優れた導電性と低反射率を併せ持つ「メタルメッシュ用Cu合金ターゲット材」の発売を開始した。タッチパネルの透明導電膜に一般的に使用されるITOのシート抵抗値は50―100(Ω/□)であるのに対し、同製品は約0・2(Ω/□)と純Al並みの低抵抗化を実現。金属膜に見られる特有のギラツキを抑えるため、反射率はプロセスを追加することなく平均10―20%に抑えられ、さらにCu自体の金属とすることで、エッチングによる細線化が容易。また、インジウムなどの希少金属を使用しないため、ITOと比べて低コストでタッチパネルの生産が可能。あすから東京ビッグサイトで開催される「高機能金属展」に同製品を出展する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社