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2024.12.20
2015年3月26日
新日鉄住金は26日、世界で初めて北陸新幹線の北陸道架道橋に採用された3%ニッケル高耐候性鋼「NAW―TEN(ナウ・テン)」を拡販、2015年度には同鋼を使用した橋梁で累計100橋、約3万3000トンの達成を目指すと発表した。98年に旧新日本製鉄が開発、北陸新幹線の架道橋向けに受注、合計8橋、約5000トンが使用された。従来のJIS耐候性鋼と比べ、さびによる腐食摩耗量の経年劣化は3分の2に抑えられる。ライフサイクルコスト(LLC)を削減、揮発性有機化合物(VOC)問題も加味して無塗装使用により環境負荷が低減できる。生成する保護性さびは自然と調和した外観も擁する。鉄道、道路の橋梁や建築物などで販路拡大を図る。
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