2015年3月26日

新日鉄住金 3%ニッケル高耐候性鋼、100橋達成へ拡販推進

 新日鉄住金は26日、世界で初めて北陸新幹線の北陸道架道橋に採用された3%ニッケル高耐候性鋼「NAW―TEN(ナウ・テン)」を拡販、2015年度には同鋼を使用した橋梁で累計100橋、約3万3000トンの達成を目指すと発表した。98年に旧新日本製鉄が開発、北陸新幹線の架道橋向けに受注、合計8橋、約5000トンが使用された。従来のJIS耐候性鋼と比べ、さびによる腐食摩耗量の経年劣化は3分の2に抑えられる。ライフサイクルコスト(LLC)を削減、揮発性有機化合物(VOC)問題も加味して無塗装使用により環境負荷が低減できる。生成する保護性さびは自然と調和した外観も擁する。鉄道、道路の橋梁や建築物などで販路拡大を図る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社