2015年3月20日

鈴木住電ステンレス 異例の加工賃引上げ

 ステンレス鋼線メーカーの鈴木住電ステンレス(営業本部=東京都千代田区、中村昌彦社長)は、4月契約分から加工費改善を目的とした価格改定を行う。トン当たり1万円以上とし、特殊工程材、特殊鋼種は個別交渉により同2万円を引き上げる。今回の改定は現行のアロイリンク方式とは別に実施するもので、取引先とは3月に入り交渉を開始している。同社では生産性向上や固定費削減など継続的なコスト削減を続けてきたが、資材・輸送費などあらゆるコストが大幅に上昇。全てを吸収するには困難な状況となっており、製品の安定供給を目指す上でやむを得ないと判断した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社