2015年3月20日

全国粗鋼 14年度1・1億トン未達も

 日本鉄鋼連盟が19日発表した2月の全国粗鋼生産量は、前年同月比0・2%減の843万4000トンで6カ月連続減となった。日産量は前月比3・5%増の30万1200トン。炉別生産は転炉鋼が前年同月比1・3%増の644万5000トンで6カ月ぶりの増加、電炉鋼は4・6%減の198万9000トンで3カ月連続減。熱間圧延鋼材が3・5%減の742万3000トンで4カ月連続減となるなど、鋼材生産は減少が続いている。3月の生産が2月並みで推移すると、2014年度の全国粗鋼生産量は1億989万トン程度にとどまり、2年連続が期待されていた1億1000万トンに未達となる。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社