2015年3月10日

大阪鉄スクラップ市況、1カ月半ぶり下落局面

 大阪地区の鉄スクラップ市況が先週末に1月中旬以来、約1カ月半ぶりに下落局面を迎えた。市中では「輸出安などで先安観が払しょくできない状況。ヤードの積み増しは行わず、入荷分は加工後、即出荷している」(ヤード筋)との声も多く、特に2月下旬以降はメーカー入荷量が堅調に推移。電炉メーカー各社の鉄スクラップ購入価格引き下げにつながっている。

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