2015年3月5日

関西地区 電炉粗鋼50万トン割れへ

 関西地区電炉メーカーの3月粗鋼生産計画は、同月としては2010年以来5年ぶりに50万トンを割り込む見通しとなった。商社・流通などによると、3月粗鋼生産計画(特殊鋼メーカー含む)は48万5000トンと前月比でわずか1%増にとどまり、前年同月比では約10%減、5万トン強減る。電炉各社は実需見合いの生産を徹底する中、「土木・建築関連を中心とした需要は底堅いとは言え、大口需要家のゼネコンを中心に当用買いにとどまるなど、鋼材市場は停滞している」(流通筋)との声もあり、2月に比べて操業可能な日数が多いものの、前月比でも全体で5000トン程度の増加にとどまる見込みとなっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社