2015年3月3日

新日鉄住金 鉄源工程を最適化 八幡製鉄所小倉第2高炉、18年度末に休止

新日鉄住金中計・進藤社長会見
 新日鉄住金は3日、八幡製鉄所小倉第2高炉の2018年度末の休止などによる鉄源工程の最適体制構築策、グローバル戦略、技術先進性の発揮、世界最高水準のコスト競争力の実現などを追求し、揺るぎない「総合力世界ナンバーワンの鉄鋼メーカー」の実現を目指す「2017年中期経営計画」(2015―17年度)を策定したと発表した。3年間で1兆3500億円(現中計2年間見込み7000億円)の国内設備投資、3000億円(2600億円)の事業投資、2100億円(1300億円)の研究開発費、年間(単独)1300人(700人)の採用など経営資源を積極投入。最終17年度のROS(売上高経常利益率)10%以上(14年度見込み7・3%)、ROE(株主資本利益率)10%以上(6―7%)、DEレシオ(負債資本倍率)0・5程度(0・7程度)を目指す。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社