2015年2月24日
造船、省エネ技術開発加速 EEDI対応 政府が各種支援
政府は造船での省エネ技術開発を加速する。2013年から発効した新造船に義務付けられる温室効果ガス(GHG)排出規制(EEDI)も踏まえ、省エネ、液化天然ガス(LNG)燃料船と燃料供給などのインフラ整備、燃料電池船や水素サプライチェーン構築をにらんだ取り組みを推進していく。EEDIでは15年からGHG排出を13年比10%削減、さらに20年から20%削減、25年から30%削減する基準を見据え、次世代エコシップとして開発を支援。次世代海洋環境技術開発支援では省エネ技術開発補助金で外航船の二酸化炭素排出50%削減も念頭に開発促進する。海洋産業の戦略的振興を通じ、造船業の国際競争力を高める。
スポンサーリンク