2015年2月23日

NSSC・鹿島、酸洗焼鈍・冷延ライン 2系列操業復活へ

 新日鉄住金ステンレス(NSSC)は、リーマン・ショックの影響を受け実質1ラインに集約してきた鹿島製造所の酸洗焼鈍および冷間圧延ラインの人員配置を見直し、昨年のキャリア採用と新卒採用の社員が戦力化する4月から、2系列操業に戻す計画だ。自動車向け独自鋼種に加え、高純度クロム系ステンレスの「FWシリーズ」の受注が旺盛なことから、2系列操業に戻すことで、旺盛な需要増に対応する。

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