2015年2月20日

高炉4社 粗鋼生産調整続く

 鉄鋼メーカーの生産調整が続いている。2014年度下期は消費増税影響が薄まり、鋼材発注が回復すると想定し、新日鉄住金、JFEスチール、神戸製鋼所の高炉3社は上期に比べて粗鋼生産を増やす計画を策定していた。ところが自動車などの製品在庫調整が長引き、建設・造船分野での人手不足影響も顕在化。鋼材消費の回復が想定より遅れ、鋼材在庫も高水準にあるため生産計画をそれぞれ下方修正。日新製鋼を含む高炉4社の生産は上期が4312万トン、下期見通しは4218万トン。下期は当初計画を160万トン下回り、上期比約100万トンの減産となる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社