2015年2月19日
15年度建機需要見通し、3年ぶり減2兆3425億円
2015年度の建設機械需要は、3年ぶりに前年度を下回る見通しだ。日本建設機械工業会(会長=藤岡純・コベルコ建機社長)が18日発表した15年度の補給部品を含めた建設機械出荷金額見通しは、14年度見込み比1・2%減の2兆3425億円と策定された。前回予測(昨年8月)では3年連続増とされたが、減少に下方修正。輸出は1%増えるものの、国内向けが4%減少し、需要合計を押し下げる。海外は中国、ブラジルなど一部新興国での需要減もあるが、北米や中国を除くアジアなどで堅調を予測。国内は排ガス規制による駆け込み需要の反動減が続き、復興需要や国土強靭化、東京五輪と建設業界は堅調としながらも、建機需要はマイナスとみている。
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