2015年2月16日

Ni系冷薄市況、東西とも5000円方上伸

 ニッケル系ステンレス冷延薄板市況は、一段高の様相を呈している。関東地区および関西地区の市中相場は今月までにトン当たり5000円方上伸し、ともにSUS304ベースサイズ(2ミリ、定尺)がトン当たり32万円どころとで推移しているが、ステンレスメーカーの値上げに対して、引き上げ幅は大方半分程度にとどまっているのが実情。流通各社は採算確保のために、今月末をめどに価格転嫁を進めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社