2015年1月26日
九州製鋼、福岡工場の大型設投完了 冷却床を全面更新
細物異形棒鋼メーカーの九州製鋼(本社=福岡県久山町、緒方公成社長)は、圧延を行う福岡工場(福岡県久山町)において2013年度から4カ年計画で約20億円の設備投資を実施、エネルギー関連工事や冷却床更新工事など目玉となる工事が12月末で完了した。電力は高圧(6・6kV)から特別高圧(22kV)に、加熱炉の燃料を重油から都市ガスに変更すると同時に、加熱炉バーナーを導入。また、冷却床を全面更新した。これにより製品の直進性向上による品質アップ、CO2発生量低減による環境への貢献度増加を果たした。同社は今後、製品の品質向上を掲げ、住宅基礎メーカーや金網メーカーへも拡販を推進する。
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