2014年12月26日

普通鋼在庫、3カ月ぶり増593万トン

 日本鉄鋼連盟が26日発表した普通鋼鋼材需給速報によると、11月末の国内向け普通鋼鋼材在庫は前月比6万2000トン、1・1%増の593万2000トンで3カ月ぶりに増加し、8月末の592万7000トンを上回り、2001年10月(598万トン)以来13年ぶりの高水準に積み上がった。輸出船待ち在庫は9万9000トン、9・3%増の116万5000トンで2カ月連続増となり、8月末の111万4000トンを上回り、13年1月(116万9000トン)以来の高水準となった。「輸出増加に伴い船待ち在庫が特に増え、国内向け品種では棒鋼の増加が目立つ」(鉄連)。

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