2014年11月25日
NSSC、省合金型二相ステンレスを棒線市場に本格投入
新日鉄住金ステンレス(NSSC)は25日、棒線市場に省合金型二相ステンレスを本格投入すると発表した。加工メーカーと共同で商品開発を行いボルト、ナット、全ねじなどの市場に高強度、高耐食、省資源の二相ステンレス棒線を供給する。月間2000トン強生産するステンレスねじ、ボルトのうち、3年後をめどに10%を二相ステンレスのマーケットにしたい考え。NSSCでは大入熱溶接が可能な二相ステンレス鋼板(厚板、薄板)「NSSC2120」(21%Cr―2%Ni)を2012年に開発し各種構造材に普及しつつあり、今回の棒線の開発で二相ステンレスの商品群が拡充する。
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