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2024.10.22
2014年11月4日
高炉3社の2014年4―9月期連結経常利益は、新日鉄住金、JFEホールディングス、神戸製鋼所がそろって従来予想を上回り、いずれも減益予想から一転増益となった。新日鉄住金の経常利益は1・5%増の1763億円(従来予想1500億円)、JFEHDが23・6%増の919億円(700億円)、神戸製鋼は7%増の461億円(350億円)。経常利益の上振れは製鉄事業の収益好転や外貨建て資産の為替換算差益などが主因。下期については「内需が緩やかに回復する」とみて、各社ともに上期を少し上回る生産を計画。15年3月期経常利益予想は、JFEHDが前期比15・2%増の2000億円(従来予想1800億円)、神戸製鋼が横ばいの850億円(800億円)にそれぞれ上方修正し、新日鉄住金は10・8%増の4000億円で据え置いた。主原料価格が下落する中、スプレッド(販売価格と主原料価格の差)改善とコスト削減により、収益回復が想定を上回るペースで進展する。
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