2014年10月20日

東京製鉄、11契全種3000円値下げ 2年4カ月ぶり

 東京製鉄は20日、11月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を、全品種トン3000円値下げすると発表した。全品種値下げは12年7月契約以来2年4カ月ぶり。10月契約までは条鋼類及び厚板、カットシートで9カ月連続、鋼板コイル類と角形鋼管では10カ月連続と、長期にわたる販価据え置きを実施してきたが、「足元で急激に外部環境が悪化しており、製品市況実態に合わせるため、全品種で3000円の値下げ修正を行う。一度価格を修正することで、市況下落傾向に線引きしていく。品種ごとでマーケット状況に違いはあるものの、おおむね3000円の下げ幅が妥当」(今村清志・常務取締役営業本部長)と判断した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社