2014年10月20日

東京製鉄、通期予想を上方修正 4―9月経常益5.3倍

 東京製鉄が17日に発表した2014年4―9月期(単独)の経常利益は61億3900万円となり、前年同期比5・3倍となった。売上高は36・2%増、営業利益が8・4倍、純利益は6・4倍。「販売価格の維持に努めたが、スクラップ価格が予想よりも下落し、メタルスプレッドが拡大した」(今村清志・常務取締役営業本部長)としている。前年同期比では販売数量が22万トン増加し、メタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)がトン6400円拡大したことによって営業利益ベースで73億円改善。ただエネルギーなどコストアップがあり、52億円の営業増益に止まった。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社