2014年9月22日

東京製鉄、10契も全種据え置き

 東京製鉄は22日、10月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)に関して、全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは9カ月連続。条鋼類及び厚板、カットシートは9カ月連続、鋼板コイル類と角形鋼管は10カ月連続となる。為替の円安進行で輸入している副原料価格上昇や、エネルギーコストアップとして今後負担が大きくなり、「本来であれば製品値上げにつなげていきたいが、為替変動が短期間で国内産業構造がすぐに切り替える動きになっていないこと、また足元の需給バランスを考慮した」(今村清志・常務取締役営業本部長)。ただ、「円安・ドル高を踏まえて、11月契約以降はエキストラ体系を含めて全面的に見直す可能性はある」(同)と言及した。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社