2014年9月18日

8月鉄鋼輸入、70万トン割れ 財務省

 財務省が18日発表した貿易統計(速報)によると、8月の全鉄鋼ベースの輸入量は前年同月比1・2%増の64万6476トンとなり、10カ月連続で前年を上回った。ただ、国内需要が関係者の期待ほどには伸びなかったため、在庫調整局面に入っていたことで、前月比では13・6%の大幅減、昨年10月以来、10カ月ぶりに70万トンを割り込んだ。また需要家である製造業の夏季休暇も数量減少に作用したものとみられる。8月下旬以降、円安が急速に進んでいることもあり、今後、輸入材の動向は落ち着いた展開になるか、関係者は注視している。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社