2014年8月14日

ステンレス受注、リーマン後最高78万トン

 国内のステンレス用途別受注高は2014年上半期、78万4396トンと08年秋のリーマン・ショック以降で最高となった。日本鉄鋼連盟がまとめた特殊鋼鋼材鋼種別受注高(内需)のうち、2005年から14年までの上半期の推移を比較したところ、最高は07年の合計95万8233トン。リーマンショック後、11年から13年まで70万トン前半の推移が続いたが、今年は80万トンに迫る勢いとなった。下半期型といわれるステンレスにあって、14年は停滞から抜け出す節目の年となりそうだ。

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