2014年8月12日

サンコーインダストリー 女性社員の制服一新 本社で披露

 ねじの専門商社、サンコーインダストリー(本社=大阪市西区、奥山淑英社長)は、女性社員の制服を7年ぶりに一新することとなり、11日に本社で披露会を行った。

 今年10月からリニューアル予定の新しい制服は、同社女性社員のみで結成された「制服委員会」が社員のニーズをもとに、さまざまなサンプルを取り寄せて議論を重ね、最終的には2候補に絞り社員の投票によってベストな1着を決定した。

 細部にチェック柄の入ったベストとスカートの上下で、黒を基調としたシンプルなデザインに、肩口の大きなスカーフが印象的。スカーフはブルー、ピンクの2色。「心地よい・きっちり・キレイの3Kスタイル」をテーマに、見た目のデザインに加えて生地や軽量化、着心地にこだわったという。

 制服委員会委員長の南場麻古さん(総務部所属)は「選定は各部署の委員会メンバーを通じて意見を採り入れ進めた。みんなに自信を持って着てもらえる制服ができたと思います」と話していた。

 奥山社長は「ポイントはスカーフの華やかさ。携帯電話ショップの店員さんのように、接客にも適したユニフォームになっている。こうした機会を通じて、全部署横断的に社員同士のコミュニケーションをより図れるのも良いこと」と話した。同社の女性社員は約140人と全社員の3分の1を上回る。

スポンサーリンク