2014年7月28日

高炉・商社、北米進出を加速

 日本の鉄鋼メーカー、商社鉄鋼部門の北米進出が加速している。中国など新興国の経済成長が鈍化する中、景気回復が続く米国の存在が再浮上し、北米における米・日・欧製造業の事業投資が活発化。鉄鋼市場においても、アジアは中国・韓国の生産・輸出増加による供給過剰局面が続くが、北米では需要が確実に回復している。こうした市場構造変化を背景に日本の鉄鋼メーカー、商社の自動車、エネルギー分野における大型の事業買収や設備投資が相次いでいるもので、今後、投資は自動車鋼板や電磁鋼板のプレス加工、鋼管の熱処理・継手加工など川下へ広がることになりそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社