都市対抗野球大会4日目の21日は、新日鉄住金東海REX(東海市)が第1試合、新日鉄住金かずさマジック(君津市)が第2試合にそれぞれ出場した。東海REXは惜敗したが、かずさマジックは快勝し、昨年の社会人野球日本選手権に続く優勝に向けて、25日の3回戦に駒を進めた。
東海REXは日本新薬(京都市)に2対0、3対2と先行したものの3対4で逆転負け。
かずさマジックは永和商事ウィング(四日市市)に4対1で危なげなく初戦を飾った。
東京ドームには宗岡正二会長、友野宏副会長、進藤孝生社長はじめ新日鉄住金の経営陣が集結。第1試合には名古屋製鉄所などから6000人、第2試合には君津製鉄所などから8000人の応援団が駆けつけた。
進藤社長は第1試合終了後、「東海REXは、グッドゲームを展開し、勝てた試合だったが、惜しかった。大舞台での経験をバネに、さらに強くなってほしい」と奮起に期待。
第2試合終了後は「かずさマジックは日本一の実力を発揮し、補強選手の活躍もあって快勝した。慢心することなく優勝に向け一つずつ駒を進めてほしい」と期待を示した。