2014年7月18日

新日鉄住金、厚板安定供給を強化 造船用など需要旺盛

 新日鉄住金は厚板生産で、安定供給体制の強化を急ぐ。2013年度からトラブルミニマイズ化に取り組み、本年4月には前年度より10%生産レベルをアップした。引き続き定期修理期間を活用し、安定的に製造できる布陣をより強固にし、さらに対応力を高める。造船メーカーがピッチアップを進め、本年度の造船用厚板需要は390万トンを超える公算も大きくなった。下期に建設需要が増えると供給が一段とタイト化する見込みで、安定操業により厳格な納期対応を図る。昨年7月には君津、鹿島両製鉄所でシフトダウンを実施したが、安定生産で必要量に対応できる体制が整うことになり、当面は現行シフトを維持する方針。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社