2014年7月17日

関東電炉、小棒販価維持に注力 7-9月

 関東地区小棒電炉メーカーは7―9月において、出荷見合いの生産を徹底するなど、販売価格の維持に注力する。建設需要の停滞、鉄スクラップ市況軟化などの影響を受けて、地区小棒市況は一部需要家向けでジリ安に転じ、メタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)はトン当たり3万円前後に縮小。電力燃料調整費を含めた電気料金をはじめ、合金鉄価格や物流費などが大幅に上昇しているメーカーにとって、製品価格がさらに下落した場合、採算が大きく悪化する。このため、建設需要の回復が期待される秋口に向けて、トン3万5000円のメタルスプレッド確保を目指していく。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社