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2024.10.30
2014年7月17日
関東地区小棒電炉メーカーは7―9月において、出荷見合いの生産を徹底するなど、販売価格の維持に注力する。建設需要の停滞、鉄スクラップ市況軟化などの影響を受けて、地区小棒市況は一部需要家向けでジリ安に転じ、メタルスプレッド(原料購入価格と製品販売価格の差)はトン当たり3万円前後に縮小。電力燃料調整費を含めた電気料金をはじめ、合金鉄価格や物流費などが大幅に上昇しているメーカーにとって、製品価格がさらに下落した場合、採算が大きく悪化する。このため、建設需要の回復が期待される秋口に向けて、トン3万5000円のメタルスプレッド確保を目指していく。
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