2014年7月11日

新日鉄住金、溶銑予備処理率9割へ

 新日鉄住金は、2013年度で溶銑予備処理適用率が1割アップし、現行中期経営計画で目標としている9割にほぼ到達した。統合シナジーによって旧新日本製鉄、旧住友金属工業の知見を融合した結果、和歌山製鉄所、八幡製鉄所小倉地区で溶銑予備処理率が上昇したもの。副原料である石灰や酸化鉄の使用量削減や、溶銑歩留まり向上などの精錬コストダウンを実現し、上工程の競争力強化につながっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社