2014年7月10日

阪和興業、東京鋼鉄株を買い増し 関係強化で存在感向上

 阪和興業は9日、同日付で東京鋼鉄(栗原英夫社長)の発行株式のうち24・71%を取得すると発表した。東京鋼鉄の主要株主だった「いちごトラスト」から購入するもので、購入株式数は431万1000株で、購入金額は18億3200万円。今回の取得により、阪和興業はすでに所有する株式と併せると、持ち株比率は26・48%となり、三井物産に次ぐ第2位株主となる。製品の調達力を強化する一方で、鉄スクラップの原材料の供給増加を見込むなど、国内の電炉メーカーとの関係強化を図るのが狙い。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社