2014年7月9日
サッカーW杯ブラジル大会 太陽工業3施設でスタンド屋根建設に参画
準決勝を迎え、いよいよ佳境に入ったサッカー・W杯ブラジル大会。テント構造物メーカー太陽工業は、グループ会社を通じて12の試合会場のうち3つの施設でスタンド屋根の建設に参画し、熱戦の演出に一役買っている。
ブラジル・サンパウロの同社現地グループ会社がスタンド屋根を受注したのは、日本時間9日早朝に準決勝(ブラジル対ドイツ)が行われた「エスタジオ・ミネイロン」(ベロオリゾンテ)と、同13日の3位決定戦会場となる「エスタジオ・ナシオナル・デ・ブラジリア」(ブラジリア)、1次リーグでオランダがスペインを撃破した一戦などの「アレーナ・フォンチ・ノヴァ」(サルバドル)。
施工された膜面積はミネイロン1万3078平方メートル、ブラジリア4万1288平方メートル(屋根部)、フォンチ・ノヴァ2万7794平方メートル。いずれも収容人員5万6000人から7万人超を擁する大規模競技施設。ミネイロンやブラジリアの屋根部膜素材には、日本発の技術である酸化チタン光触媒膜材が使われている。
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