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2024.12.20
2014年7月9日
東京地区の薄板市況は、春先に頭打ちとなって以降、軟調な展開が続いている。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動と、需要回復をにらんで先行手配したことによる仮需の反動との「二重の反動減」が響いており、復調の兆しをつかめないでいる。期待された夏場からの建設需要は人手不足による工事の遅れがネックとなって、7月に入っても盛り上がっていない。先行きの需要回復に対する期待感が相場を下支えしてきたが、遅々として進まない中で、しびれを切らし、腰折れの懸念も強まっている。
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