2014年7月7日

高炉4社 過去10年設備投資、7兆円突破

 高炉メーカー4社の10年間の連結設備投資累計額が7兆円を上回ることが分かった。一貫製鉄所を抱える高炉メーカーは巨大装置産業で、コークス炉、高炉など製銑工程の更新投資額が大きく、国際競争力を維持するための高級鋼生産、生産効率化、コスト削減、環境対策などの設備投資も継続している。足元は内需が好調に推移する中、各社それぞれ設備トラブルや能力不足などの問題を抱えており、設備投資を拡充する傾向にある。加えて研究開発や海外生産拠点拡充などの投資も必要であり、各社ともに持続的成長を図るための、もう一段の収益回復が課題となっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社