2014年7月3日

経産省7-9月見通し 粗鋼需要微増2796万トン

 経済産業省が2日発表した2014年度第2四半期(7―9月)の需要見通しによると、出荷相当粗鋼需要量は前期実績見込み比0・1%増の2796万トンとわずかながら、2四半期連続で増える。鋼材需要は1・8%増と4期ぶりに増えるが、粗鋼は季節的な増産のあった前期並みにとどまる。経産省鉄鋼課では在庫水準がやや高い点に注意を促しており、国内の建築活動が高い期待値に対して実需の実現が遅れており、国内需要、なお供給過剰の海外情勢、安全操業を踏まえた慎重な生産対応が必要としている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社