2014年7月2日

藤澤鋼板、熱延レベラーラインのハイテン対応を拡充

 有力コイルセンターの藤澤鋼板(本社=千葉県浦安市鉄鋼通り、藤澤鐵雄社長)はこのほど、熱延レベラーラインのハイテン(高張力鋼板)対応を拡充した。昨年末に改造を実施し、ファイナルレベラーの平坦度矯正能力を増強。従来は加工が難しかった板厚4・5ミリ、引っ張り強度590MPa(60キロ)級の熱延・酸洗鋼板のレベラーカットが可能となった。自動車の軽量化ニーズの高まりで、ハイテン材のさらなる適用拡大が見込まれる中、他社との差別化を図り、競争力を強化する狙い。投資額は4000万円。生産性向上にも寄与しており、加工量を順次引き上げ、受注拡大に結び付けていきたい考えだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社