2014年7月2日

薄板3品 5月末在庫、3カ月連続400万トン台

 5月末の国内向け薄板3品在庫(メーカー・問屋・全国コイルセンター工業組合の合計、速報値)は前月比2・4%、10万1000トン増の422万9000トンとなり、3カ月連続で400万トン台を記録した。大型連休があった季節要因に加え、5月に薄板3品の輸入材が31万トンと増加したこと、倉庫物件の一段落などの建築需要のは行性と、人手不足による着工遅れなどが影響したものとみられ、420万トンを超えたのは2012年1月の428万トン以来、2年4カ月ぶり。高炉メーカーなどは輸入材に神経をとがらせながら、需給バランスの立て直しに向けた生産姿勢に舵を切る必要に迫られている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社