2014年5月30日

普通鋼輸出、4月16%減204万トン

日本鉄鋼連盟が29日発表した4月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比16・1%減の203万7000トンとなり、6カ月連続で減少した。国内需給がタイトな中、高炉メーカーを中心に定期修理などもあり、輸出向けの余力が少なかったことが主因。また、タイの政治混乱など新興国の景気減速も影響した。

全鉄鋼ベースの輸出量は11・1%減の323万8000トンで、8カ月連続の減少となった。

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