2014年5月22日
鉄スクラップ、関西輸出3万1710円 相場下支え材料に
関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル社長)は21日、第40回鉄スクラップ共同輸出入札を実施し、トン当たり3万1710円(大阪湾岸FAS・H2グレード)で成約した。3月20日実施の前回比で310円高い。今月13日の関東テンダー平均落札価格からは330円下回ったほか、大阪地区では先週13日から19日にかけて電炉メーカー6社が鉄スクラップ購入価格の引き下げに動くなど、約2カ月ぶりに下落局面を迎えているが、「今回の成約価格は地区電炉買値とほぼ同水準となり、相場の下支え材料になるのでは」(業界筋)との声も聞かれる。
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