2014年5月22日

鉄スクラップ、関西輸出3万1710円 相場下支え材料に

 関西鉄源連合会(会長=黒川友二・扶和メタル社長)は21日、第40回鉄スクラップ共同輸出入札を実施し、トン当たり3万1710円(大阪湾岸FAS・H2グレード)で成約した。3月20日実施の前回比で310円高い。今月13日の関東テンダー平均落札価格からは330円下回ったほか、大阪地区では先週13日から19日にかけて電炉メーカー6社が鉄スクラップ購入価格の引き下げに動くなど、約2カ月ぶりに下落局面を迎えているが、「今回の成約価格は地区電炉買値とほぼ同水準となり、相場の下支え材料になるのでは」(業界筋)との声も聞かれる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社