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2024.12.20
2014年5月21日
普通鋼電炉工業会は19日、東京・茅場町の鉄鋼会館で第43回定時総会を開催し、新会長に野村寛・JFE条鋼社長を選任した。第11代の会長になる。任期は1年。栗川勝俊会長(合同製鉄社長)は副会長になり、また小林雅美・王子製鉄社長、吉原毎文・東京鉄鋼社長、内田純司・大阪製鉄社長、高島秀一郎・共英製鋼会長、鈴木史郎・三興製鋼社長の5副会長は留任した。
野村新会長は「栗川前会長は博学・博識。私は工場勤務が長く、営業経験もなく、電炉業界は2年少々であり、重荷と考えているが、全力を尽くしていきたい。東京オリンピック、国土強靭化計画、東北復興でそれほど需要は落ちないのではと思っているが、少子化や人手不足によって、(鉄筋用棒鋼で)年間1000万トンを大きく超える数量は期待できない。企業は収益を上げること、社会貢献すること、永続性を担保することの3つの目的がある。社会貢献では価値のないスクラップから価値のある鋼材にし、かつCO2発生を抑制してリサイクルしているので、われわれの業界は十分尽くしているのではないかと思うが、収益性と永続性では明るさが見えてこない。まずは自助努力から始まるが、国の施策へのお願いも通じて、普電工の健全なる発展を目指して、皆さんと一緒に努力していきたい」と就任の抱負を述べた。
野村新会長は「栗川前会長は博学・博識。私は工場勤務が長く、営業経験もなく、電炉業界は2年少々であり、重荷と考えているが、全力を尽くしていきたい。東京オリンピック、国土強靭化計画、東北復興でそれほど需要は落ちないのではと思っているが、少子化や人手不足によって、(鉄筋用棒鋼で)年間1000万トンを大きく超える数量は期待できない。企業は収益を上げること、社会貢献すること、永続性を担保することの3つの目的がある。社会貢献では価値のないスクラップから価値のある鋼材にし、かつCO2発生を抑制してリサイクルしているので、われわれの業界は十分尽くしているのではないかと思うが、収益性と永続性では明るさが見えてこない。まずは自助努力から始まるが、国の施策へのお願いも通じて、普電工の健全なる発展を目指して、皆さんと一緒に努力していきたい」と就任の抱負を述べた。
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