2014年5月19日

新日鉄住金、「アブレックス」ブランド化

 新日鉄住金は19日、耐摩耗鋼の新ブランド「ABREX(アブレックス=ABrasion・Resistance・EXellent)」を立ち上げたと発表した。旧新日本製鉄の耐摩耗鋼WEL―HARD、WEL―TEN・ARと旧住友金属工業のSUMIHARDを統合、新ブランドとしてシリーズ化。標準タイプにアブレックス600を追加したほか、新たに高靭性タイプのアブレックス400LT、同450LT、同500LTを開発、全7鋼種とした。名古屋、鹿島、広畑、君津の4製鉄所で製造、板厚も従来の6ミリ以上を広畑での熱延ミルでの製造を可能とし、4ミリまで対応する。鉱山機械などで拡販、年間6万トン超の生産量を10万トン以上に引き上げる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社