2014年5月13日

建設鋼材需要、14年度横ばい2250万トン

 高炉メーカー筋などによると、本年度の国内建設向け鋼材需要は前年度並みの約2250万トン前後になる見通しだ。4―6月期は土木分野の季節要因、建築分野では着工計画と鋼材加工量のギャップ顕在化に伴う荷動き低迷、在庫増加などが重なり、1―3月期に比べて需要が落ち込む端境期にあるものの、7月以降、震災復興や国土強靭化をテコにしたインフラ整備、首都圏の再開発案件などで回復に向かう見込み。ただ、人手不足に起因する設計・施工・加工・物流などのボトルネックは、国土交通省をはじめ政府が対策に動いているが、早期の解消は困難とされ、期待先行型の需要拡大見通しについては慎重な見方が広がっている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社