2014年5月12日

ステンレス一貫3社、前期全社が経常黒字

 ステンレス一貫メーカー3社の2014年3月期連結決算が9日出そろい、国内の旺盛なステンレス需要を取り込んだことで、全社が前の期の経常赤字から黒字転換した。ステンレス販売価格および数量が下期にかけて伸びた。今期は販売数量では13年度並みとなりそうだが、足元ではステンレス原料となるニッケル鉱石の価格が、インドネシアの禁輸措置やウクライナ問題、ニューカレドニアの操業停止などの要因が重なり急騰。4―6月期では収益悪化要因となりそうだ。国内需要は堅調なだけに、販売価格への早期転嫁がカギを握る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社