2014年5月2日

薄板市況、踊り場長引く 相場維持に黄色信号

 国内薄板市況は踊り場が長引いている。アベノミクスによる景気回復と需給タイト化に支えられ、昨年から上昇基調が続いていたが、2月以降は消費増税前の駆け込み需要の反動減などで停滞。年度末には鉄鋼メーカーからの入荷が集中し、輸入鋼材の流入も加わったことで需給が緩和した。商社やコイルセンターなどの大手流通は販売価格の維持に努めているが、大型連休明け以降も好材料は見当たらない。需要家の指し値は一段と厳しさを増す可能性が高く、現行相場の維持に黄色信号が灯り始めている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社