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2024.12.24
2014年5月2日
国内薄板市況は踊り場が長引いている。アベノミクスによる景気回復と需給タイト化に支えられ、昨年から上昇基調が続いていたが、2月以降は消費増税前の駆け込み需要の反動減などで停滞。年度末には鉄鋼メーカーからの入荷が集中し、輸入鋼材の流入も加わったことで需給が緩和した。商社やコイルセンターなどの大手流通は販売価格の維持に努めているが、大型連休明け以降も好材料は見当たらない。需要家の指し値は一段と厳しさを増す可能性が高く、現行相場の維持に黄色信号が灯り始めている。
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