2014年4月21日

鉄スクラップ輸出市況、対アジアにピーク感

 日本から韓国、ベトナムなどアジア諸国向けの鉄スクラップ輸出市況にピーク感が広がりつつある。日本からの主力向け先となる韓国については、「最大手の現代製鉄の鉄スクラップ需要が停滞している」(商社)影響が大きく、現代製鉄の日本国内商社・シッパーに対する提示価格は、依然として他の韓国中堅電炉などよりも安いFOBトン当たり3万2000円前後にとどまっている。

スポンサーリンク